蒸し暑い

ここ数日、遅々として進まない作業がいくつかある。
全く持って自分のディレクションの無さを痛感しているのだが、そればかりではない物もある。
全ての仕事は相手あってのこと。
お互いが同じテンションやベクトルを向いていなければ成り立たないし、イイ物は出来ない。
しかし、そう言った場合でも第三者が絡むこともあって、そこでつまずくケースもある。

今回うまく行かないのは、その両方。

ベクトルや感覚が合っていても、その人の能力というか、感性、インスピレーションが上手く働かないと結局はダメになる。この業界、好きだからとかやり方がわかるからだけでは通用しないことの方が多いかもしれない。結局は感覚の仕事だと思っている。「良いじゃん、これ」という感覚。

あとは、今あるものを如何に生かして作り上げるか。いつでも最高の状態のものがある訳ではないし、自分の欲しい形で材料が揃う訳でもない。いい料理人はその場の材料、器具でいい物を作る。

あと、信用が置けるか置けないか。電話などで「？？」と思い、それが払拭できないと仕事はうまく行かない。最初調子イイこと言っていても、いずれボロが出る。それに本人が気付くか気付かないかはその人の経験によるのだろう。

僕の好きな言葉の一つに「現場処理」と言うのがある。
いくらミーティングや予行練習、シュミレーションを重ねても本番や現場では絶対何かが起こる。
そこを上手く切り抜ける能力があるかないかで、その人のディレクター能力（と言うんでしょうかね？）が発揮される。
今、そんな状況です。

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午後、音楽専門誌Adlibへのプロモーションの為、芝公園へ。少ない編集部員のうち２名ほどがご近所サンなので近いうちに湘南ミーティング（飲み会）をしましょうと言うことに。
その足で散歩がてら六本木へ。蒸し暑い。六本木に着くといきなり雨。余計に蒸し暑くなる。
そのまま赤坂方面に歩いて行くと、おばさんの行列が。
そして目の前には何と韓流ショップが。都内のCDショップとかではようやく落ち着き始めたが、今だ新店オープンの勢い。一方、地方ではようやく細かい商品も動くようになったとか。根強いですね。

それにしても都内は蒸し暑い。気持ち悪い。