フルーツ・ジャム・レコ発イベント@目黒ブルース・アレイ

再びWilliam Cepedaネタです。
本当の来日の目的はこれです。赤木りえライブアルバム「フルーツ・ジャム」レコ初ライブ出演の為。
昨日は京都で盛り上がって来たらしい。

生憎の天気。台風が近ずいているらしい。関東直撃もありえるとか。。。。
お客さん来るのかな???

とにかく3時過ぎに会場に行かなくては。。。でも思ったほど天気はひどくない、ひょっとしたら何とか持つか??期待できるか??

続々とメンバーがやって来る。会場入りした順にセッティングをしていく。


既に山口、京都でのセッション(ライブ)をして来ているのでいい感じのいグルーブを出している。
そう、このバンドの凄い所は、と言うか聴き所はジャム・バンドであること。決してラテンではない、ジャズでもない、ファンクでもない、そのぐちゃ混ぜバンドであり、インプロ大会をステージ上で繰り広げることに楽しみを見出しているバンド、ミュージシャン達であること。
その懐/引き出しの深さ/大きさは果てしない。

フルートと言うとクラシカルなイメージがあるが赤木りえはその印象を軽々とぶち破っている。William Cepedaはサルサのレコーディングでは引っ張りだこの人気実力ミュージシャンだが、プエルトリコのアフロな音楽文化=BOMBAの伝承一家の出身で、一言でアフロ、ラテンと言う言葉では方付けられないリズム感、センスを持ち合わせている、おまけにバークリー音楽院卒業のインテリでもある。
彼らを支えるのはNYのジャズ、ラテンシーンでも活躍したドラマーの藤井摂、デラルスにも所属したコンガ田中倫明、from Ponceグルーブマスター、イスラエル・セデーニョ.Jr.、ゴスペル/ソウル界ではトップクラスのキーボディスト、吉弘千鶴子。すごいメンバーですよ。
バックグラウンドは違えど一旦ステージに上がれば各自の持ち味を存分に聴かせてくれるつわもの達。William以外は何度か同じステージに立っているので阿吽の呼吸で全てが進む。

Williamが何を仕掛けてくるか誰もが緊張している、その緊張感がお客さんにも伝わり盛り上がるであろうと言う算段だ。
事実、盛り上がった。爆発した。

しかし、付いて来れなかったお客さんもいたのは仕方が無い。これもこれからの課題と言うことで。
台風の影響もそれほど受けずに済んだ事に感謝感謝。