昔の仕事仲間

10数年来のお付き合いの業界の先輩とミーティングをしました。

その方は、一般の方には分かりにくい言い回しですが、前の職場がはじめてディストリビューションをメジャーにした際、最初のお付き合いをした会社の営業の方だったのですが、現在は弊社の商品を流通していただいている販売会社の取締役になっています。


昔はよかった、あーだった的な話が殆どだったのですが、ホント最近色々な人と話すたびに思うのは自分の中で勢いが無くなったなと言う事。
業界不振と言われて久しいが、大手や会社に属している訳ではないんだから、自分の好きなように思い切りやれるはずなのに何故か右にならえで大人しくなってしまっているような気もする。
ある人からは「幅広いね」「攻めてるね」と言われたりもするが、全く違うような気がする。
確かにこちらがテンション上げたところでどこに受け皿があるの?今のCDショップじゃ捌ききれないよといった意見には大いに同意します。
しかし、と思うことだってある。
シーンの発信源の一つである、と思っている弊社のようなレコード会社がもっとテンション上げていかなくてどうするのか?今日は改めてそんなことを考えさせられた一日だった。


人と会って話す。打開策はアナログかもしれないけれど、そういったところにあるのかもね。